東洋経済オンラインとは
ライフ

パワーカップルなのに老後破綻も…FPに突きつけられた"将来1.3億円の負債"の浪費生活から脱却できた経緯

11分で読める
家事も家計管理も大の苦手だったが、資産形成を見直しマイホーム購入へ(画像:『さよなら!行き当たりばったり人生! お金管理も家事も全部ニガテな主婦の生まれ変わり奮闘記』)
  • 小沢 あや ピース株式会社代表 編集者
2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES

真船さんは、夫に年収をなかなか聞けずにいたという。

「夫からは結婚前から『俺は酒を飲むのが唯一の趣味だから、それに関しては自由にしてほしい』と言われていたんです。私も同様に趣味もあったので、お互いお小遣いを何にいくら使ったのかは不明。今から考えると、もっと踏み込んだ話し合いが必要だったなと思います」

そんな状況だったが、FPへの相談で道がひらけた。

「FPさんという赤の他人、第三者を入れることで整理を出来たのはよかったですね。言い争いになることもなく『これは生活費』『あれは娯楽費』などドラスティックに家計を分類できました。ライフプランに合わせて『だいたいこれくらい貯金できると安心できますね』という具体的な金額も試算してもらえました」

ズボラだからこそ、家計簿をつけることは最初から諦め、「ゆる管理」をスタート。

「私の悪い癖で、最初に張り切りすぎて続かなくなってしまうことが多いので、まずはスモールステップで家計を改善してきました。つけるハードが高い家計簿はあえてつけずに『夫婦の共用口座に入ってる金額が適正に増えていれば大丈夫』というゆる管理を継続しています。

私も夫も手元にあればあるだけ使ってしまうタイプですが、『これしかない』と思えばそれで凌げる性格。お互いになるべく自由になるお金を減らし、財形貯蓄で給与天引きしたり、まとまった金額を毎月NISAに入れて、擬似的に『手元にお金が無い』状況を作って貯めていきました」

貯金がないからこそマイホーム購入を決断

ゆっくりと「貯められる体質」になっていった真船夫妻は、23区内に3LDKマンションを購入。大きなローンを背負う決断をしたのはなぜか。

「今までは賃貸暮らしで、支出が大きかったんです。仕事場にもアクセスがいい都心エリアで、家賃自体は23万円。広さもあり、都内のファミリー向け物件としては適切な価格だとは思うのですが、最寄り駅までは徒歩20分近くかかり、ベビーカーを押しながら駅前まで出ないと何も買えない環境でした。今思うと、『買い貯めておかないと大変だ』という恐怖心からいっぱい買っていたのだと思います。

さらに、築年数が古めで、ちょうど電化製品の買い替え時期に当たる物件だったので、冷暖房の効率が悪く、電気代も異常に高かったんです。光熱費を含めると30万円を超えたことも。買い忘れたものがあると料理する気もなくなるし、子供を遊ばせる場所がないのでついおもちゃを買ってしまったり…と、家によってお金がかかる状態でした」

次ページが続きます:
【ゆる家計見直しでファミリープランも前向きに】

6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象