引っ越し、結婚式、出産などまとまった現金が必要なイベントが続いた。真船さんは当時を振り返り、こう語る。
「夫婦ともに地方出身ということもあり、教育資金などについてもあまり具体的にはイメージできていませんでした。先に子育てをスタートさせた友人たちから『都内は小学校低学年から塾に通う家庭も多いんだよ』『高校からは出て行くお金の桁が違うよ』と言われて急に不安になり、震えることに。
『これはやばいんじゃないか』と思い立ち、FPさんに相談したんです。でも、源泉徴収票やクレジットカードの明細など、家計診断に必要な資料さえも行方がわからない。論外の状況でしたね」
「80歳の時点で1.3億の負債を抱えることになる」
クレジットカードのWEB明細を確認しようにも、ログインパスワードさえもわからずにいた真船さん。どうにか手に入れた前月のカードの明細とともにFPに相談すると「この先、第二子を授かったとして、子どもが二人とも私立に進学した場合は、今のままの浪費を続けていると、80歳の時点で1.3億の負債を抱えることになる」という衝撃の言葉をかけられた。
「このまま行くと、億単位で負債を抱えるかも……!? と、頭が真っ白になりましたね。夫婦間では、それまでお金の話はあんまりしていなかったんです。パンドラの箱を開けるような話題だから、気まずくなるのもいやだなあって。同棲することになってからはなんとなく同じ額を生活費として口座に入れていました。ヤバいかも、と思った瞬間は何度もあったけれど、『その分たくさん働けば、まあイケるでしょう』と超どんぶり勘定でした」
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【ポイ活に夢中になるあまり「ポイント買いの銭失い」に】
