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「食料品売り場しか人がいなかった」のに…津田沼「ヨーカドーが閉店→イオンモールが居抜きで出店」が示す商業施設の変容

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「イオンモール津田沼South」。商業施設に何が求められる時代なのだろう(写真:筆者撮影)
  • 谷頭 和希 都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家

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3月18日、津田沼駅前に「イオンモール津田沼South」が誕生した。ここはもともと、イトーヨーカドー津田沼店があったところで、同店を居抜く形で出店している。

イトーヨーカドーからイオンモールへ。特段、驚く変化ではないかもしれない。しかし、ここには単に「業態が変わった」だけでない論点が潜んでいる。簡単にいえば、「商業施設の『編集力』」が重視される時代になったことを表しているのだ。

どういうことか、解説したい。

イオンモール津田沼Southは「デパート型イオンモール」

「イオンモール津田沼South」は新津田沼駅直結で、地下1階から地上8階までのビル型の店舗である。

核店舗はスーパーである「イオンスタイル津田沼South」で、それに加えて50の専門店が軒を連ねる。テナントは、グローバルワークやWEGO、ワークマンカラーズのようなアパレルからダイソー、ハンズ、無印良品500(店舗完成はこれから)など、いわゆる「モール」といって思い浮かべるテナントが多く入っている。6Fにはレストラン街、5階にはゲームセンターのGiGOもあって、欲しいテナントは一通り揃っているといえるだろう。

ちなみに「South」となっているのは、もともと「South」に隣接する場所に「イオンモール津田沼」があり、それが今回「North」と名前を変えたからだ。「North」と「South」の2つのイオンモールが津田沼に誕生したわけである。

NORTHとSOUTHは駅直結の通路でつながっている(筆者撮影)

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【「デパート型イオンモール」とは?】

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