放置すれば危険も…"83歳のベテラン医師"が解説する《3つの頭痛》 チェックリストで自己診断してみよう
頭痛はタイプにより、治療法も異なります。自分の頭痛のタイプを知ることで、痛みをコントロールすることも可能です(写真:jessie/PIXTA)
頭痛とひとことでいっても、その原因や種類はさまざまです。実際、日本人の3人に1人が頭痛に悩んでいるといわれていますが、「いつものことだから」と自己流で対処しているうちに、かえって症状を悪化させてしまうケースも少なくありません。
頭痛はタイプによって対処法が異なり、自分の頭痛の特徴を正しく理解することが、症状をコントロールする第一歩になります。さらに、一見似ている頭痛の中には、くも膜下出血など重大な病気が隠れている場合もあります。
本稿では、耳鼻咽喉科医として長年診療にあたってきた白幡雄一氏の著書『知りたいことが全部わかる 耳・鼻・のどの病気百科事典』から一部を抜粋・編集のうえ、頭痛の種類と見分け方、そして適切な対処法について解説します。
頭痛にもいろいろな種類が
耳鼻咽喉科領域の診療で比較的多い訴えの一つに、頭痛があります。なぜなら耳鼻咽喉科は脳と目、歯を除いた頭部の約2/3を対象とする診療科だからです。15歳以上の人では30%以上の人が頭痛持ちだといわれます。
頭痛は、国際頭痛分類に従い、慢性反復性頭痛である1次性頭痛(機能性頭痛、原発性頭痛、慢性頭痛)と2次性頭痛(症候性頭痛、続発性頭痛)、およびその他の頭痛(頭部神経痛、1次性顔面痛)に分けられます。
1次性頭痛は、原因そのものが見当たらないので「頭痛自体が病気」といわれる頭痛です。2つ目の2次性頭痛は外因があり、症候性の頭痛と呼ばれるものです。
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