放置すれば危険も…"83歳のベテラン医師"が解説する《3つの頭痛》 チェックリストで自己診断してみよう

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多くは不自然な姿勢や精神的ストレスで起き、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)で様子をみます。ですが、痛み止めの薬は、くせになると頭痛が慢性化することもあるので使いすぎに注意です。薬にあまり頼らず、日常の注意で頭痛の原因を除いていくことが、あくまで基本です。

朝から頭痛が起きる人は、就寝時に頭が高くならないよう、バスタオルを折ってまくら代わりに使うとよいでしょう。適度な休息や運動で、心身ともに緊張を和らげましょう。

病気百科事典
(画像:『知りたいことが全部わかる 耳・鼻・のどの病気百科事典』)

それでも頭痛に苦しむ場合は筋肉をほぐす薬や不安を和らげる薬を使います。

「頭痛ダイアリー」で生活習慣を見直す

慢性頭痛の方は、頭痛の起こりやすいときを自分なりに把握することも大切です。自分の頭痛を理解し、治療の効果を確かめる方法として「頭痛ダイアリー」が注目されています。

知りたいことが全部わかる 耳・鼻・のどの病気百科事典
『知りたいことが全部わかる 耳・鼻・のどの病気百科事典』(アスコム)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

頭痛日記をつけて生活習慣を見直してください。

激しいストレスがかかった後、ほっとしたときに頭痛が起こる人もいます。天候や特定の食物、空腹時に起こる人もいます。ストレス、寝不足や寝すぎ、月経など、何が頭痛の原因となっているかを知るのにも役立ちます。

痛みの強さや種類、薬の効き目などを毎日、頭痛ダイアリーに記入していきます。

異なるタイプの頭痛を併せ持っていることがわかることもあり、頭痛の「何が痛みにつながりやすいか、どのタイミングでどの薬を飲むとよいのか」を、患者自身で認識できるようになります。

そうなれば対応策がわかるので、薬物乱用を防ぐのにも有効です。

白幡 雄一 医師、医学博士

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しらはた ゆういち / Yuichi Shirahata

1943年生まれ。千葉県出身。1969年東京慈恵会医科大学卒業。その後、聖路加国際病院耳鼻咽喉科医長や東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科教室助教授を務めるなどキャリアを重ねる。1996年に、新小岩耳鼻科クリニックを開院。2023年に閉院するまで27年間、丁寧な診療とわかりやすい説明で、多くの地元住民から愛された。また、1998~2014年までは、日本耳鼻咽喉科学会(現・日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)の評議委員も務めた。

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