小田急「多摩線開業で誕生」新百合ヶ丘駅の将来性 ニュータウンの玄関口、横浜から「地下鉄延伸」も

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2026年3月まで2年間、町田管区新百合ヶ丘駅長を務めた嘉山昌弘さんは「着任した24年が多摩線の開業50周年。イベントなどで地元の方から『おめでとうございます』と言ってもらえたのがすごくうれしく、沿線に根付いた駅だということを実感した」と話す。

「乗り換えのお客さまも多く、定期券うりばも入学シーズンにはいちばん混む駅なのでは。駅長としてもやりがいのある駅です」

多摩線全駅を管理しているため、所属員は90人を超え、アルバイトも含めると約120人の大所帯になる。そうした中で嘉山さんは「絵が上手、歌がうまい、楽器が弾けるなど駅員の趣味や特技を活用してモチベーション向上や集客につなげられないか、取り組みました」という。

その一例が小田急町田管区と京王電鉄相模原管区が合同で企画した「方向幕カードスタンプラリー」(2月21日~3月22日実施)。台紙デザインなどにも所属員の特技が生かされた。

【写真を見る】小田急多摩線と京王相模原線の「50周年スタンプラリー」に続く「方向幕カードラリー」の企画には行き先や種別など担当者のこだわりが随所に

「子供のころから身近な存在」

嘉山さんは新松田駅がある神奈川県西部の松田町出身。「自宅からも小学校からも電車が見える場所だったので、子供のころから小田急は身近な存在。両親に連れられてロマンスカーで新宿に行き、そこから上野動物園や東京タワーに行ったのはよく覚えています」。

1987年に入社して1年ほど大和駅と中央林間駅を担当する大和管内に勤務した後、地下鉄千代田線も乗り入れる代々木上原駅に異動した。「地下鉄に関するご案内が多いのですが、県西地区出身なのであまりよくわからなくて。駅名を覚えるのにすごく苦労しました」。

新百合ヶ丘駅の信号所
小田原線と多摩線で3面6線ある新百合ヶ丘駅の信号所。嘉山さん自身も信号関係の経験を積んできた(記者撮影)
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