相鉄の新型車両13000系、「未来の主役」が担う重責 花博跡地「第2のディズニーランド」で沿線価値向上

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このチャンスを最大限に活かすため、相鉄は2014年にブランド向上策「デザインブランドアッププロジェクト」をスタートさせた。まず、「安全」「安心」という鉄道事業者共通の理念に「エレガント」という言葉を添え、「安全×安心×エレガント」というコンセプトを打ち出した。

エレガントとは何か。「横浜という街を背景として上質感や優雅さのある鉄道にしていきたい」。相鉄のデザインブランドアッププロジェクトを担当するクリエイティブディレクターの水野学氏は、当時このように話していた。横浜らしさを感じさせるデザインの上の工夫が駅舎、駅員の制服、そして車両に施された。

相鉄 13000系 YNB
「ヨコハマネイビーブルー」の13000系。光の当たり方で表情の変わる色だ(撮影:大澤誠)
【写真】相鉄のキャラクター「そうにゃん」と並んだ13000系

「ネイビーブルー」の車両たち

新宿、池袋、西高島平、和光市……。ネイビーブルーの車両を東京都内や埼玉県内の各地で見かける機会が増えた。これらはJRと東急の線路でも運行が可能なように相鉄が新たに開発した車両である。

JR直通型は12000系、東急直通型は20000系・21000系。外観の色は横浜の海をイメージしたといい、晴れた日にはキラキラと輝き、日が暮れると夜の闇に溶け込む。相鉄はこの色を「ヨコハマネイビーブルー」と呼ぶ。相鉄は8000系、9000系、10000系といったJRや東急への乗り入れを行わない車両の色も少しずつネイビーブルーに塗り替えている。最終的には相鉄のすべての車両を横浜の海の色に染めることを目指す。

相鉄 12000 20000 並び
相鉄のJR直通型12000系(右)と東急直通型の20000系=2019年(撮影:梅谷秀司)
【写真】ネイビーブルーの13000系、車内はグレーが基調。どんなデザイン?
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