スペックだけで考えると、加速はベルランゴロングの圧勝に思えるが、グランカングーも高速道路を含めて不満はない。むしろレスポンスの良さは、ガソリンエンジン+DCTのグランカングーが上だ。
乗り心地は、ベルランゴロングのほうがソフトな感触。とはいえ、グランカングーもロングホイールベースのおかげで、標準ボディより明らかにしっとりしている。
ベルランゴロングのハンドリングは、標準ボディが備えていたおっとりしたキャラクターが強調されていた。一方のグランカングーは、操舵に対するキビキビした反応を標準ボディから受け継ぎつつ、そこからの時間の流れが急にゆっくりになっていく。
加速を含めて走りのリズムが一貫しているベルランゴロングに対して、グランカングーは加速や操舵のレスポンスは鋭いのに、車体の動きは穏やかで、小さなエンジンと長いホイールベースが特徴だったかつてのフランス車を思わせた。
グランカングーは第2弾も完売必須か?
ここまで書いてきたように、2台は同じカテゴリーでありながら、さまざまな部分が違う。個性を大事にするフランス車らしさが健在であることを教えられた。
ちなみにグランカングーの第1弾は特別仕様車という扱いで、すでに完売。さきごろ第2弾の特別仕様車「グランカングー クルール」を100台限定で5月に発売することは発表したが、今度は抽選方式になるようだ。
標準ボディのカングーに定期的な特別仕様車が出るように、一定のスパンを開けて限定販売するのかもしれない。気になる人は、抽選に申し込んでみてはいかがだろうか。
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