「高級家具ばかりなのに総額30万円強」「まるでモデルルーム」 "ジモティーの中古品"で完成した《素敵すぎる部屋の中》

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「粗大ごみを捨てるように、2脚担いで雑に運んでいました。座面の裏にある真鍮のブランドプレートを確認したときは震えました。知識がある人が見れば、こういう出品は数秒で即決される。見つけた瞬間に『すぐ取りに行く』とメッセージを送ったことが、手に入れられた勝因だと思います」

ブランド品が"ただの古い椅子"として出品されているようなことが、ジモティーでは稀にある。価値を知らない人が出品しているからだ。では、なぜジモティーにはこんなにも「掘り出し物」が眠っているのだろうか。

塩川光明堂 インテリア
ジモティーで譲り受けた、塩川光明堂のものだというコレクションケースもお気に入りの品の1つ(写真:平野さん提供)

なぜお宝がたくさん見つかるのか?

数々の取引をしてきた平野さんの分析によると、ジモティーのお宝出品者には、大きく3つのタイプがいるという。

1つ目は、お金持ちの奥様タイプ。受け取りに行くと豪邸にたどり着くことも多いという。

「家具の買い替えや模様替えで、とにかく早く片付けたいという人が多いんです。夫があつらえたものだったり、インテリアコーディネーターが見繕ったものだったりして、奥様自身は価値を知らないケースも多いでしょうし、たとえ知っていたとしても、お金には困っていないから、とにかく早く処分したいという人もいる」

インテリア
お気に入りの品々に囲まれた生活は充実感がある(写真:平野さん提供)

2つ目は、実家や祖父母の家の片付け。長年眠っていた倉庫のお宝を、家族が価値を知らないまま出品するケースだ。

3つ目は、居抜き物件。閉店した店の什器や家具が、引き取ってくれさえすればという理由で格安、または無料で出品される。先ほどのYチェアはまさにこのパターンだった。

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