なお、武将とこの連載のテーマである高速道路との関係でいえば、新東名高速道路の「長篠設楽原(ながしのしたらがはら)パーキングエリア」がある。
このパーキングエリアは、1575年に織田・徳川連合軍と武田軍が激突した長篠の戦(あるいは決戦の地から「長篠設楽原の戦」とも)の地に隣接しており、敷地全体が両軍の本陣をイメージしている。
下りパーキングエリアから織田信長本陣跡は歩いてすぐであり、施設内のレストランのメニューにも「家康天丼」や「将軍うどん」などがある。まさに戦国武将の世界に浸れる休憩施設である。
身近なところに歴史は宿っている
最後にもう一つ、人名にちなんだ交差点を紹介したい。
それは、千葉県鴨川市を走る国道128号線の安房小湊付近にある「日蓮」交差点だ。
この交差点から国道を離れて少し南へ行くと、日蓮宗の開祖日蓮の生家の跡に建てられたとされる「誕生寺」がある。そう、これも地域を象徴する仏僧の名を冠した交差点であった。
今回は高速道路からはテーマが離れてしまったが、クルマ旅に欠かせない「交差点」のユニークな名前に触発されて筆を進めた。読者の身近なところにも、ストーリーが語れそうな奥深い名前の交差点があるかもしれない。
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