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約1000円で現地レベルの中華料理が食べ放題…池袋に「ガチ中華」食べ放題の店が増殖する事情

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  • 阿生 ライター
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ランチバイキングのお得さがSNSなどで広まることで認知度アップの効果が期待でき、アルコール類などの注文も見込めて客単価も上がる夜の時間の集客につなげたいというわけだ。

その好例が、池袋東口のビル7階に2月にオープンしたばかりの「一念」だ。看板もほとんど出ていない状況だが、ランチバイキングは並ばなければ入れないほど盛況だった。価格は1300円。SNSにシェアすると割引になるキャンペーンもあり、多くの中国人客がRednoteなどに投稿している。料理の豊富さに加え、エッグタルトやフルーツまで食べられるということが話題を呼び、短期間で認知を広げているように見える。

料理の種類は一番豊富であるようにみえた(写真:筆者撮影)

「百福園鮮烤」も同様だ。昼はバイキングを前面に出して集客しているが、夜は串焼き食べ放題や、流行のマーラータンなども提供している。店内には串焼きの串が並ぶ冷蔵庫が設置されていて、昼の客が「この串が食べられるのは夜だけなのか」と店員に尋ねる場面もあった。昼のにぎわいが、そのまま夜の来店動機につながっている可能性がある。

各店舗がこぞって始めたランチバイキングはお店の存在を知ってもらう広告代わりになっているのである。

一念の店内。オープンしたてなのでかなりきれいだ(写真:筆者撮影)

中国現地の学食のようだがコスパは良い

物価高の時代、1000円前後でこれだけの料理を食べられる店は、いまの東京ではそう多くない。

食べ放題の元を取るために料理を山盛りにして食べる客がいたり、店側の順番待ちのシステムが確立されていないため、声の大きい客が先に席についてしまったりと、慣れない人は圧倒されてしまうかもしれないが、コストパフォーマンスの良さは確かだ。

中国現地の学食のような気分を味わえるので旅行気分で試してみるのがおすすめだ。

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