約1000円で現地レベルの中華料理が食べ放題…池袋に「ガチ中華」食べ放題の店が増殖する事情
ガチ中華店にQRコードメニューを導入している会社の楊さんは、こう話す。「こうしたランチバイキングをやっているのは、池袋や上野など、ガチ中華が集中しているエリアに多いです。どこかの店が集客のために格安のバイキングを始めると、他店舗に負けないように自分の店でもまねして導入し始める。そうして多くの店がバイキングをやるようになったんだと思います」
中国では、競合が増えて過当な価格競争になることを表す「内巻」という言葉が使われる。池袋のガチ中華ランチは、まさにそうした状態の一端を映しているように見える。ランチバイキングの看板が出ていた店をよく観察すると、店が入るビルの別のフロアには他のガチ中華の店が入居しているケースがほとんどで、競争が激化しているような印象を受けた。
実際、池袋で「メインメニュー+副菜食べ放題」というスタイルのランチを出している別の店のオーナーは、「こうした格安のランチバイキングは、材料費などを考えるとあまり儲からないです。なので、うちでは副菜バイキングだけにしています」と話していた。
それでもやるのは、夜営業につながる"広告"になるから
採算が薄いのに、なぜ続けるのか。答えの一つは、店の認知度向上にある。
池袋のガチ中華店の多くは、雑居ビルの上層階に入っている。しかも、店の入れ替わりが激しい。通りがかりの客にとっては、「そこに店があること自体が知られていない」というケースも多い。だからこそ、ランチでインパクトのある価格と内容を打ち出し、まずは存在を知ってもらう必要がある。





















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