約1000円で現地レベルの中華料理が食べ放題…池袋に「ガチ中華」食べ放題の店が増殖する事情
池袋北口から徒歩数分のビル4階にある「百福園鮮烤」に入ってみた。ランチのピーク時間を少し外して13時過ぎに訪れたが、それでも50席ほどの店内は満席に近く、入り口付近では10人弱が順番待ちをしていた。料金は税込み1100円。ランチバイキングとして見ても、かなりリーズナブルな部類に入る。
バイキング台には20種類以上の料理がずらりと並ぶ。炒飯やトマトと卵の炒め物、キャベツの炒め物など、日本人にもなじみやすい品がある一方で、骨付きの牛肉煮込みや、ハチノスなどホルモン煮込み、ラム肉スープなど、中国の家庭で食べられていそうな料理も目立つ。
少人数で訪れると、4人掛けのテーブル席で相席になることもある。向かいに座っていた中国人夫婦は、「これだけいろんな種類があって1100円なら悪くないね」と話していた。女性店員は、「バイキングが始まったのは1年くらい前からだけど、お昼時はいつもこれくらいの人が来ますね」と語る。
なぜ池袋でここまでランチ食べ放題が増えている?
アルミのトレーに好きな料理を盛っていくスタイルは、中国の大学の学食や工場の食堂にも近い。客の多くは中国出身者のようで、中国で食べていた懐かしい料理がリーズナブルに好きなだけ食べられるということもあり在留中国人の間でも人気になっているのだろう。
中国版インスタグラムのRedbookで池袋の中華食べ放題ランチについて検索してみると「学生時代の食堂を思い出して泣ける」という投稿もみつかった。料理そのものだけでなく、その取り方や食べ方も含めて、中国で日常的に食べていた感覚を呼び起こすのだろう。中国に留学していた頃の学食を思い出し、筆者自身も少し懐かしくなった。
では、なぜ池袋でここまでランチ食べ放題が増えているのか。
池袋のランチバイキングの店を3店舗ほどまわって驚いたのが、料理の豊富さだ。どの店でも20種類近くは提供されており、料理を取るための行列と店に入るための行列が2つできるほどの盛況さだった。いくら店の回転が早いからといえどもお昼時にこれだけの料理を用意して経営が成り立つのか。





















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