エネルギー安全保障の名の下に、日本は石油依存度の低減に努めてきた。14年から24年の間に、日本の1日あたりの石油消費量は26%減少した。発電燃料を石油からLNGへ切り替えたことなどが要因だ。これは主要富裕国33カ国の中で4番目に大きな減少幅である。
その結果、GDP1ドルあたりの石油消費量(石油集約度)において、日本は主要富裕国33カ国のちょうど中央値に位置している。しかし、化石燃料全般への依存度はそれほど下がっていない。日本の一次エネルギーの83%がいまだ化石燃料由来であり、中国やアメリカの80%、EUの67%よりも高い水準にある。
再エネが日本の脆弱性を救う
日本の全エネルギー消費の半分は石油だ。一方、中国では現在、バッテリー式電気自動車(BEV)とプラグインハイブリッド(PHEV)が新車販売の半分、走行車両全体の12%を占めており、そのシェアは急上昇している。
政府の買い替え補助金もあり、中国の石油消費は27年にピークを迎えるとの予測もある。国際エネルギー機関(IEA)は、中国の石油消費はすでに高原状態(横ばい)に達したと考えている。




















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