本稿のテーマは「ずっと会社員だった60代」の働き方なのですが、この状況を見ると、50代後半社員への危機感が募ります。
役割認識を深掘りしてみましょう。「職場における自分の役割は重要だと感じている」50代後半は44.4%です。これを職位別に見ると、経営層では70.0%ですが、一般従業員では37.6%に過ぎません(図表40)。50代後半社員の意識としては、すでに「半・現役」の人が少なくないということです。
50代後半の役割認識について
60代前半社員の場合は、60歳時の給与ダウンを契機に「自分の価値が低下したように感じた(49.0%)」「仕事のモチベーションが下がった(56.7%)」という人が多いわけですが、まだ60歳時の処遇見直し前であるにもかかわらず、なぜ50代後半社員の役割認識は60代前半社員と変わらず「半・現役」的なのでしょうか。
50代後半社員にとって、60歳時の処遇見直しや60代前半の先輩社員の様子は他人ごとではなく、近い将来に予定されている自分ごと。明日はわが身なのです。





















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