SNS炎上の常連、テストの「トンデモ採点」はなぜ起きる? 先生の事情と「我が子が"人質"で指摘は怖い…」親の切実な声

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

1. 定規不使用による減点:線がフリーハンドで少し歪んでいるだけで不正解とされる。

2. かけ算の順序問題:例えば、長方形の面積で「横×たて」か「たて×横」という順序が逆だと、式がバツになる(教科書にはどちらでもいいと書かれている場合も多い)。

3. さくらんぼ計算の強制:小学1年生の繰り上がり計算で、計算過程の「さくらんぼ図」を書いていないと、答えが合っていても減点(テストには書きましょうとは書かれていない)。

さくらんぼ計算
さくらんぼ計算(写真:makaron* / PIXTA)

4. 漢字の微細なトメ・ハネ・ハライ:許容範囲と思われる筆跡への厳しすぎる指摘。

5. 他教科での漢字ミス:社会科などで、歴史用語の意味は合っているが漢字が一字違う(例:織田信長の「織」が「識」になっている)ため不正解にする。

これらを目にした保護者が「子どもが一生懸命解いたのに理不尽だ」「学問的に間違っていないのになぜ?」「そのように書けとテストに書いていない!」と憤る気持ちは、痛いほどよくわかります。学習意欲を削ぐような赤ペンは、親として見過ごせないものでしょう。

教師側の正義や論理とは?

採点をする教師側にも正義や論理が存在します。その正義や論理には、「授業で伝えた通りにできているか」という評価基準が含まれていることもあります。

次ページ教師に残る「呪縛」と親の「怖い」という気持ち
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事