「丸暗記が通用しない」2026年共通テスト激変で"高得点を取る子"と"挫折する子"の違い

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しかし共通テストになって、問題の毛色がガラリと変わりました。「この助動詞の意味はなんですか?」というだけでなく、「では、そこから文脈に落とし込むとどうなるのか」「そもそもその文法的意味の本質はどこにあるのか」まで問われるようになっています。

2026年の共通テストでも、その傾向がはっきりと見てとれます。

問題2

2026年共通テストの古文(筆者提供)
2026年共通テストの古文(筆者提供)

たとえば、「伝聞の助動詞」という知識を持っていたとします。センター試験であれば、それだけで正解できる問題がほとんどでした。ところが共通テストでは、「その助動詞が伝聞を表しているとして、この文の話者はどういう意図でそれを使っているのか」というところまで読み解かなければならないのです。「そもそも伝聞とはどういうことなのか」を根本から理解していないと正解にたどり着けません。表面をなぞった知識では、もう太刀打ちできないのです。

英単語も「類推力」が試される

同じことは英語にも言えます。共通テストでは、単語帳にはなかなか載っていないような、見慣れない英単語が登場することがあります。受験生としては「こんな単語、勉強してないのに……」と焦ってしまうかもしれません。しかし、そういった単語でも「意味を類推できる」ように設計されているのが、共通テストの巧みなところです。

2024年の共通テスト英語で登場した「retrospective」という単語がいい例です。見たことがなくても、「retro(昔・後ろ)」と「spect(見る)」というパーツに分解できれば、「過去を振り返るような」という意味が自然と導けます。

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