空前の教員不足でも学級崩壊させない!新年度「子どもが自走する教室」つくるため、攻略すべき《黄金の3日間》4つの鉄則

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

2つ目は、対話が教室の中心にあることです。教員ばかり話す教室では、子どもたちは学ぶことの楽しさを感じることができません。しかし、自走する教室では、子ども同士が考えを交わす時間が中心で、教員が気配を消してサポートしています。子どもたち同士が自分の考えを言葉にし、友達の考えを聞き、また考え直す。その循環があるとき、学びは先生の手を離れて広がり始めていきます。

3つ目は、「できること」よりも、「楽しい」という感覚を大切にしていることです。4月に「できた」を積み上げようとすると、どうしても“正解”を求める指導に重心が寄ります。しかし、自走の土台になるのは、「またやりたい」という気持ちです。楽しいという感覚は、甘さではありません。挑戦が前向きに続くためのエネルギーです。楽しいからこそ、続けられる。続けられるからこそ、やがてできるようになる。その順番こそが大切なのです。

「面白いね」と受け止められる余白を

そして4つ目は、教員がワクワクしていることです。子どもは、教員の言葉以上に、教員の空気感を感じ取っています。どんなにわかりやすい授業でも、教員自身が疲れていて笑顔がない教室は、必ずほころびがでます。反対に、教員が「今日はどんな発見があるだろう」と本気でワクワクしている教室には、自然と前向きな空気が流れます。

ワクワクとは、完璧な授業をすることではありません。うまくいかないかもしれない挑戦を、子どもと一緒に面白がれる姿勢です。予定通りに進まなくても、「それ、面白いね」と受け止められる余白です。その余白は、教員が勤務中だけでなく、勤務外の時間も探究し、新しい知識を得ようとワクワクしているからこそ生まれるものだと思います。

若手でもベテランでも、この4つのポイントを意識することが、重要だと思います。

次ページ「黄金の3日間」という言葉にとらわれないで
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事