空前の教員不足でも学級崩壊させない!新年度「子どもが自走する教室」つくるため、攻略すべき《黄金の3日間》4つの鉄則

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私は、黄金の3日間を否定するつもりはありません。初めは肝心です。準備ができるならしっかり準備して、自分の伝えたいことを伝えるべきです。しかし、それができないからといって、1年間がうまくいかないことは決してありません。

前述のとおり、黄金の3日間は、教員と子どもたちの力関係を決める時間ではありません。一緒にクラスをよくするために、教員の思いを語り、最低限の決まりを決める時間にしましょう。

そのためにも、「1:叱る基準を定めること」「2:対話を当たり前にすること」「3:できることよりも、楽しいという感覚を大切にすること」「4:教員がワクワクすること」が大切です。

黄金の3日間攻略図

その積み重ねが、やがて「先生がいなくても回る教室」へとつながります。自走する教室は、理想論ではありません。子どもを信じ、構造を整えれば、少しずつ形になります。黄金の3日間は、その起動の時間です。

GWまでに、ある程度形になればいい

最初に子どもたちに示したいのは、強さではなく、方向です。上からの統制ではなく、前に進む空気です。

4月は1年で一番大変な時期です。スタートダッシュは大切ですが、ゆっくりスタートすることはとても大切です。教員がワクワクするにはゆとりが大切。時間を決めて仕事を行い、終わらないことは次の日に回しましょう。ゴールデンウィークまでにある程度形になればいいのです。頑張りすぎは禁物です。無理せず4月を笑顔で乗り越える先生方が、多く生まれることを切に願います。

東洋経済education×ICTでは、小学校・中学校・高校・大学等の学校教育に関するニュースや課題のほか連載などを通じて教育現場の今をわかりやすくお伝えします。
庄子 寛之 ベネッセ教育総合研究所 教育イノベーションセンター 主席研究員

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しょうじ ひろゆき / Hiroyuki Shoji

公立小学校の教員を20年近く務めた後、現職。大学院にて臨床心理学科を修了し、人をやる気にさせる声かけや環境づくりを専門とする。次世代教育・働き方改革・道徳教育などに関する研修を全国各地で行い、研修回数は600回を超え、受講者も1万5000人以上となる。著書に『子ども教育のプロが教える 自分で考えて学ぶ子に育つ声かけの正解』(ダイヤモンド社)など。

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