箱田:ついに党大会が開催されました。全体を通して、どんな大会だったと言えそうですか。
坂井:特徴の1つは、金正恩(キム・ジョンウン)総書記の指導権の強化や権威の高揚が、表面的には見えにくいながらも、着実に進められたことです。前回大会では、祖父の金日成、父の金正日の両氏が就いていた「総書記」という職名を復活させ、金正恩氏が就任しました。
今大会では、同氏の権限・権威の強化がより実際的な形で進められたとみています。
まず、党規約の改正で「党中央の唯一指導体系を確立し、中央集権的規律を強化する原則に基づいて、党中央指導機関の権能と活動体系を明白に規定した」とされたことです。
箱田:「党中央の唯一的指導体系」というのは、どういう意味ですか。
