「映画のジャイアン」に騙される人は判断を誤る…異端投資家が教える"本質を見抜く"減点思考→絶対に120点をつけてはいけない理由

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
投資や経営のあらゆる局面において、減点思考は合理的な判断をするのに欠かせない(写真:taa/PIXTA)
IQ150超の異端投資家で、”この世の嘘の常識を真実でぶった斬る”YouTubeチャンネル「マイキーの非道徳な社会学」の佐野Mykey(マイキー)義仁氏。
国内外で多数のデューデリジェンスを行ってきた経験から、「良い点に注目した加点思考では、感情が混じって100点満点という前提が崩れてしまう。100点から引いていく減点思考なら、感情に左右されずに精度の高い評価や判断ができる」と言います。
同氏の新刊『ずる賢い人のための億万長者入門 成功者の9割は性格が悪い』より、一部抜粋・編集してお届けします。

減点思考=デューデリジェンス

僕の思考回路の根底にあるのは、「減点思考」である。減点思考とは、何かを評価するとき、「足し算」ではなく「引き算」によって、物事の真実を見極めていく思考法だ。

投資や経営のあらゆる局面において、減点思考は合理的な判断をするのに欠かせない。

あなたは、「デューデリジェンス(DD)」という言葉を知っているだろうか。デューデリジェンスとは、投資や経営で失敗しないために、減点思考で弱点を洗い出すリサーチ(調査)のことである。財務、法務、人事、IT、事業、環境など……多角的な視点で企業を精査して、評価を下す。投資するか否かは、弱点を企業が今後改善できるか否か、問題をクリアできるか否かで判断していく。

企業ばかりではない。ビジネスで関わる人に対しても、その能力を正確に評価しなければならない。無能に足を引っ張られるわけにはいかないからだ。

次ページ「完璧である」という仮のボックス
関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事