「モバイルバッテリー」発火事故から守る鉄則6つ――"見落としがちな使い方の誤り"や"機内でモバイルバッテリー禁止の真相"を解説
発火してしまったら、かなりの火の勢いになるので、まずは安全な場所に逃げて自身の安全を確保します。火の勢いが収まってきたら、先と同じように水没させるか、水道水をかけっぱなしにするなどして火を消し、熱を冷まします。
この際、有毒なガスも出るため、吸い込まないように注意してください。
落ち着いたら最寄りの消防に連絡したほうがいいでしょう。なお、発熱・発火したモバイルバッテリーはしばらくは熱を持っています。完全に熱がとれるまではそのままにしておいてください(燃えるものの近くに置いておくと、そこから火災が発生するおそれがあります)。
機内モバイルバッテリー禁止の真相
モバイルバッテリーは、衝撃や水に弱く、発火しやすい特性があります。航空機への持ち込み規制や手荷物預けの禁止、新幹線や通勤電車での発火事故など、多数が報告されています。
こうしたことを受けて、2026年4月中旬から国際的にモバイルバッテリーの機内持ち込み基準が改正されます。国土交通省の発表によれば、従来からのモバイルバッテリーやリチウムイオン電池を預け荷物にできないほか、次のような制限が追加されます。
・航空機内でモバイルバッテリーへの充電を行わない
・航空機内においてモバイルバッテリーから他の電子機器への充電をしない
アメリカやヨーロッパ便などの長距離便でパソコンを使う人は、特に注意が必要です。
パソコンのバッテリーが切れたら、持ち込んだモバイルバッテリーを使って充電するのは禁止となります。また最近は、機内エンターテインメントシステムを座席の前のディスプレイではなく、スマホで楽しめるようになっている場合もあります。スマホのバッテリー切れを起こしやすいですが、モバイルバッテリーで充電するのも禁止となります。
施行前なので、座席のコンセントからUSB ACアダプタを使ってパソコンやスマートフォンへの充電はできるのか? また座席のUSBコネクタから充電はOKか? など不明点も残ります。
エアラインによっても判断や運用が異なる場合もあるので、搭乗前に問い合わせてからにするといいでしょう。これは国内エアラインだけでなく、世界各国のエアラインに適用される点に注意してください。





















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