「モバイルバッテリー」発火事故から守る鉄則6つ――"見落としがちな使い方の誤り"や"機内でモバイルバッテリー禁止の真相"を解説

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モバイルバッテリーの劣化の原因の1つに、充電ケーブルの質の問題があります。

見分け方が非常に難しいので、購入前に「どのケーブルがダメ」とはっきり言えませんが、次のようなケーブルは即利用を中断したほうがいいでしょう。これらの問題があるケーブルを使い続けると、ケーブルやモバイルバッテリーのコネクタがショートしたり、ケーブルが発熱して異臭や発火の原因になったりします。

・スマホを充電するとケーブルが温かくなる(「熱い」は破棄)
・スマホを充電するとコネクタの根元が温くなる(「熱い」は破棄)
・コネクタの根元の被膜が切れて中のケーブルが見える
・微妙な角度でコネクタを差し込まないと充電できない

ケーブル選びは、まざに「ガチャ」です。少しでもハズレを引かないようにする一手は、信頼できる家電量販店や、家電量販店が運営しているネットショップで、店員のアドバイスを元に購入するしかありません。

充電する場所にも気をつけて

夜、ベッドサイド(あるいは布団の横)でモバイルバッテリーを充電しながら、またモバイルバッテリーでスマホを充電しなら就寝し、朝起きたら布団の中にモバイルバッテリーがあった……そんな“充電あるある”ですが、とても危険です。

布団の中でモバイルバッテリーを使うと、発生する熱がうまく放散されないため、異常高温になりやすく、発火しやすい環境となります。また、万が一、発火した場合も、燃えやすいものが近くにあると、火事の危険が出てきます。

放熱を妨げるのはなにも布団の中だけではありません。強い日光が当たる場所(窓際)や、暖房機器の近くなどの暖かい場所も同様です。こういった場所では、充電をしないようにしてください。同じく、モバイルバッテリーを放置するのも避けたいところです。

放置といえば、モバイルバッテリーを真夏の車内に置き忘れることだけは、絶対にやってはいけません。

モバイルバッテリーで使われているリチウムイオン電池の内部には、シンナーのような可燃性の液体が使われています。車内に放置しておくと、内部の温度が上昇するのとともに化学反応が加速して、液体が気化します。その結果、バッテリーが膨張して、暴発のおそれが出てきます。

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