希望の住まいが見つからず学生寮へ
愛知県在住の鈴木さん(仮名)宅では、国立の筑波大学に通う長女に続き、この春から次女も神奈川県内の大学へ進学する。きょうだいの在学期間が重なることは想定していたものの、教育費の負担は「やはり重い」と話す。
とりわけ最初の子どもの進学時は、想定外の出来事が起こりがちだ。鈴木さん親子の場合、長女の合格後、まず直面したのは住まい探しだった。近年は事前予約制度を導入する不動産会社も増えているが、合格がわかってから動き出したため、希望に近い物件はすでに埋まっていたという。
「女の子ですから、やっぱりオートロックのある物件がいいじゃないですか。でも、もうどこも残っていなかったんです」(母親、以下の発言すべて)
引き続き調べていると、ある情報を入手した。筑波大学には医学部があるのだが、この医学部の卒業生は春ではなく、6月に退去することが多いという。医学部の場合、医師免許の国家資格に合格後、研修医となるが、研修医として進む先が決まるのがだいたいこの時期だからだ。
つまり、6月まで待てば希望する物件の空きが出る可能性がある。そこで鈴木さんの長女は、とりあえず空きのあった大学の学生宿舎(寮)に入り、一般の物件が空くのを待つことにした。





















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