「キャリア」「結婚」「家族」に悩み抜いた過去。世間や誰かの期待に沿わなくてもいい人生に気づいた山口真由氏の結論

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恋愛も結婚もキャリアも――期待に応え続け、30代後半で人生を見直した(写真:つむぎ/PIXTA)
東大法学部総代、大学3年次に司法試験合格、財務官僚、米ニューヨーク州弁護士登録、東大で法学博士号を取得。キャリアにおいての華々しい活躍にもかかわらず、「かなり浮き沈みしてきた」という山口真由氏。
現在では信州大学特任教授として教鞭を執る山口氏に、韓国でベストセラーになった『投資家の母が20歳になった娘にどうしても伝えたいお金の話』を読んでもらい、自身のキャリアと私生活について大切にしてきた考えを聞いた。
第3回の本記事では、自分軸を見つけた留学経験と、結婚や子どもを持つことへの思いを掘り下げる。メディアの表舞台ではあまり明かしてこなかったが、若いころは葛藤に苦しんだ時期があったという。
第1回はこちら
第2回はこちら

キラキラしたまま退場したくて留学

投資家の母が20歳になった娘にどうしても伝えたいお金の話: 好きなことで生きて、一生困らず自由でいるために
『投資家の母が20歳になった娘にどうしても伝えたいお金の話: 好きなことで生きて、一生困らず自由でいるために』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

私は学校の成績がよかったため、男性的な社会でなにかを切り拓いていってほしいと周囲から期待されていました。自分自身でも勝手に背負っていましたね。

ですから、財務省というかなり男性的な組織や、弁護士事務所の中でもM&Aというきわめて男性的なジャンルを就職先に選びました。

でも、全然向いていなかったんですよ。まったくのポンコツでした。財務省でもまるでものにならなかったし、弁護士事務所でも全然仕事にならなかった。

「自分は優れた人間だ。エリートだ」と思っていたから、仕事ができない落ちこぼれだと認めるのは本当につらかったです。

だから、キラキラしていたはずの人生から恥をかかずに退場するには、もう結婚か留学しかないと思って。

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