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「大学発ベンチャーが多い大学・高専」ランキング。1社でもベンチャーが存在する全237校を紹介、トップは東京大学で468社

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1位は東京大学で468社にのぼる。04年から大学発ベンチャー支援に取り組み、東大IPC(東京大学協創プラットフォーム開発)やUTEC(東京大学エッジキャピタルパートナーズ)といった傘下のVCをはじめ、企業などへ大学の技術を移転する東京大学TLO(技術移転機関)などが設立に寄与している。こうした20年以上にわたる地道な取り組みが、起業数の多さにつながっている。

2位は京都大学。ディープテックやものづくり系のベンチャーが多いのが特徴で、合計数は422社にのぼる。14年には大学傘下のVCである京都大学イノベーションキャピタルを立ち上げている。

3位は慶應義塾大学の377社。学内に設置したイノベーション推進本部を中心に起業支援や成長支援を行う。さらに、大学傘下のVC「慶應イノベーション・イニシアティブ」を持ち、その運用総額は350億円にのぼる。

4位は大阪大学で298社。「共創機構」を中心に支援体制を整えるとともに、大学傘下のVCとして大阪大学ベンチャーキャピタルを2014年に設立している。

5位は筑波大学。CYBERDYNEが代表例に挙げられるが、大学発ベンチャーの数は264社にものぼる。

以下、6位東京理科大学(226社)、7位東北大学(222社)、8位東京科学大学(187社)、9位早稲田大学(166社)、10位立命館大学(160社)と続く。上位は研究に軸足を置く国立大学が占めているが、私立大学でも理工系の学部を持つ大学で社数が多くなっている。高等専門学校(高専)で最多だったのは、長岡工業高等専門学校の7社だった。

大学発ベンチャーが1社もない大規模大学も

学生数などの規模と比較して社数が多いのは、株式会社立大学で現在はベネッセホールディングスの傘下に入った15位のデジタルハリウッド大学(117社)や、17位で20年設立の専門職大学である情報経営イノベーション専門職大学(85社)が挙げられる。前者は創業・アクセラレーションプログラムや卒業生の起業支援などを行い、後者は「全員起業」を掲げて学生の起業を後押しする仕組みを整えている。

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