70歳おじいちゃん、「フォートナイト」挑戦で第二の人生が激変!「体力低下、腱鞘炎、3D酔い」の"三重苦"を経て得た「生涯現役」の覚悟

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「みんなで協力して、たまに勝ったりすると、『おーやったやった!』って一緒に喜んで……」

現在の競技種目は、5人対5人で戦うオンラインシューティングゲーム「ヴァロラント」だ。最初の頃は、ランダムに組まれたチームメイトから「モク(煙幕を出す能力のこと)の出し方も知らねえのかよ」「もっと練習してから来い」などと暴言を吐かれることもあった。

ゲームイベントを通じて声をかけたという監督は1993年生まれだ(写真:マタギスナイパーズ)

さらに、自分の子供ほどの年齢の監督の指導も容赦なかった。怒鳴られることもあったし、方針に疑問を覚えることもあったという。ストレスを感じることはないのだろうか。

「もちろん生き方がどうのって言われたら『お前に言われることじゃねえ』って思いますけど(笑)。もともとそういうものだって教えてもらっていたので『そんなもんだろう』と思っていました。それに、ネット上でいつでもメンバー同士で話ができるので、『こう言われたけど、それでいいんだべか?』とか、お互いに話して解決してます」

ポジティブに突き進める精神力は、長い人生経験ゆえかもしれない。

腱鞘炎、3D酔い、ハズキルーペ。それでも続ける理由

身体的なハードルも、ないわけではない。1日のうち6時間以上をゲームにあてるハードな生活に、健康上の理由でやめていった人がいるのも事実だ。

mark25さんと同じ1期生メンバーで女性のNAGIさん(66歳)は、「キーマウ(=キーボードとマウス)でプレイするので、腱鞘炎になったこともあるんです」と恥ずかしそうに教えてくれた。FPSなどのパソコンゲームでは左右の手を別々に駆使する、繊細な操作が求められるからだ。

「でもね、すごくうまいプロのゲーマーの人は腱鞘炎になってないから、私のマウスの持ち方がおかしいのかな、と思って研究したりするんです」とあくまでも前向きだ。毎日夕食後には、好きな中国ドラマをみながらステッパーで体力維持につとめる。

イベントでトークをするNAGIさん(中央)とmark25さん(左)(写真:マタギスナイパーズ)
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