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先頭の「デッキ」が大迫力、旧型電気機関車の記憶 国鉄時代に活躍、戦前や終戦直後生まれの「古豪」

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EF58形についても少し触れておきたい。デッキ付きとは一線を画す流線形車体で知られるEF58形だが、終戦直後の1946~48年に造られた初期車は従来の電気機関車同様、デッキ付きの角ばった車体だった(2025年9月19日付記事『「EF58形」長距離列車を牽引した電気機関車の軌跡』参照)。これを流線形の車体に改造した際、元の箱型車体を譲り受けたのがEF13形だ。

有楽町付近を走る、デッキ付き時代のEF58形とEF56形の重連が引く客車列車(写真:大塚康生)

「戦時型」EF13形と戦後生まれのEF15形

EF13形は中央本線など首都圏で1970年代まで活躍したが、この機関車は戦争末期の1944年に登場した戦時型で、当初は資材を極力節約するため、車体を極力短くした異様な「凸型」スタイルだった。極端な節約機関車のため乗務員用の暖房もなく安全装置にも一抹の不安を抱きながらの乗務であったという。元EF58形の車体に変わったことで戦時型ながら戦後も長く活躍し、1979年に全機廃車された。

東北本線東大宮付近を走るEF13形牽引の貨物列車(撮影:南正時)

国鉄のデッキ付き機関車は、基本的に戦前から戦中、そして終戦直後にかけて造られており、その後はデッキや「先輪」のない近代型に移行していった。実質的に国鉄が新造した最後のデッキ付き電気機関車となったのがEF15形だ。

上越線渋川付近を走るEF15形のサイドビュー(撮影:南正時)
【写真】機関区で捉えたEF15形の勇姿。貨物用として首都圏や関西で長く活躍した

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【国鉄末期まで走り続けたEF15形】

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