心療内科学会専門医が徹底解説! 謎の痛みやかゆみ、息苦しさが続く《心身症》を改善する方法とは

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「今、自分はどんなことを思っている?」

自分自身に問いかけてみてください。

「白いページを見て緊張している」「ちょっとわくわくしている」

何でも思ったことを書いてみましょう。

自分だけのノートなので、よく見せようとしなくてもいいのです。

肩の力を抜いて、自分の心と静かに向き合いましょう。

「何も思い浮かばない」という人もいるでしょう。

だんだん慣れてくるので、焦らなくても大丈夫ですよ。

書く習慣ができるまでは、その日のできごとを書くことから始めましょう。

「今日どんなことがあったかな?」

順番は気にせず、思い出したことから書き出してOKです。

「今日は残業がんばって疲れたな」

「そういえば昼も食欲なかったな」

「夜は家で好きなワインを飲んだ。おかげで少し気分が晴れた」

などなど、できれば自分の体調や気持ちもあわせて書きましょう。

こんなふうに、つぶやきノートを1週間続けてみてください。

1週間経ったら、ノートを読み返してみましょう。

自分のしたことや、そのときどきに思ったことや感じたことを振り返ってみると、一見変わりばえのしない日々に思えたとしても、意外といろいろなことを体験したり感じたりしている自分に気づくと思います。

書くことに慣れてきたら

<STEP2 過去のことを思い出して書いてみよう>

1〜2週間くらいして書くことに慣れてきたなと思ったら、「過去」のことを思い出して書いてみましょう。

じつは心身症の人は過去の情景を回想するのが苦手な場合があるのですが、一気に思い出そうとしなくて大丈夫です。

ひとつひとつじっくり思い返していくと、ひとつの記憶から、別の記憶へとつながっていきます。

たとえば、幼稚園、小学校、中学校、高校……と順番に、思い出してみましょう。

教室の雰囲気、遠足や運動会のこと、友人や先生の印象、部活動のこと、放課後や学校の行き帰りでのこと、塾でのことなど、ひとつひとつ記憶をたどりながら、時系列を気にせずに書いていきましょう。

自分が体験したできごとや、印象に残っている言葉、そのときの景色など、できるだけ具体的に思い出してみてください。

いろいろな記憶をすべて文章にまとめようとすると、とても大変なので、思い出したことからランダムに書き出すだけで十分です。

たとえば部屋を片づけるときも、いったんものを取り出して、整理し直しますよね。

記憶もいったん書き出すことで、自分の心の部屋の整理になるのです。

大切なのは、そのときどきに感じた自分の気持ちも思い出して書くことです。

楽しかったことだけでなく、楽しくなかったこともいろいろあると思います。

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