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「62歳でオンラインゲームに初挑戦」→「毎日6時間練習、子ども・孫世代から拍手喝采」 66歳女性が秋田移住で見つけた"第二の人生"

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怒りよりも「どうやって?」という興味が勝ったNAGIさん。ソフトを買う時に攻略本もセットで購入するようになり、子育てと家事の合間をぬって、根気よくコツコツゲームに励んだ。

夫の勧めでマタギスナイパーズに加入

その後、子育てが落ち着き、管理栄養士として再び働き始めてからもゲームは続けていたが、59歳で秋田に移住してからは、編み物に没頭した。

ところが3年後、再びNAGIさんにゲームへの熱を焚き付けたのは、夫だった。ローカルニュースからマタギスナイパーズ結成の知らせを見つけたのだ。

「それ以前にeスポーツの世界大会をテレビで見て、気になっていたんです。すごくきらびやかで、こんな世界があるんだなって思いました。eスポーツがこれからオリンピックの正式種目になるかもなんていう話もあったし、もっと若かったら絶対にこの道を目指して頑張ったのになあって思ってたんです」

マタギスナイパーズの当初の参加条件は65歳以上。当時62歳だったNAGIさんは対象外だったが、諦めきれずに電話で問い合わせた。

「もう好奇心が爆上がりしちゃったんです。モヤモヤしたままマタギスナイパーズの活躍を指をくわえて見るよりは、ダメ元で聞くだけ聞いてみようって」

すると事務局はNAGIさんの熱意を受けて、「ジュニアメンバー」という枠をつくった。「私は秋田のことは分からないから、もし年齢制限が大丈夫だったら一緒に入ってね」と約束していた当時64歳の夫と、2人だけのために作られた枠だ。

練習が始まると、パソコンを使ってのゲームは経験がなかったNAGIさんには、苦労の連続だった。まず、「ヴァロラント」をはじめとしたFPSゲームには、攻略のハウツーがない。

エージェントと呼ばれるキャラクターは20以上、マップと呼ばれる戦闘フィールドは10以上あり、それぞれに特徴が無数にある。加えて、チームメイトも対戦相手もランダムに決められる。

モニター画面を見つめるNAGIさん(写真:マタギスナイパーズ)

「ほんっとに難しいんです。でも、若い頃にやってたゲームも、どれも最初は全然できなかったんですよ。攻略本に書いてあるとおりにやってもうまくできない。それでも何回も何回もやってると必ずいつかはできるようになっていったんです。そういう経験を重ねていたので、攻略本がないFPSも必ずできるようになる、と思えたんですね」

エイムの基礎練習と合わせて、新しいエージェントの特徴をリサーチしたり、新しいマップを1人で歩いてみたりするのがNAGIさんの日課となった。監督から教わった内容をノートにまとめ、情報が更新されるたびに書き加える。それはさながら、自分だけの攻略本だ。

NAGIさんがこれまでにまとめてきたノートやメモ(写真:NAGIさん) 
びっしりと学んだ情報が書き込まれている(写真:NAGIさん)

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【ゲームは「死ぬまで続けたい」】

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