「62歳でオンラインゲームに初挑戦」→「毎日6時間練習、子ども・孫世代から拍手喝采」 66歳女性が秋田移住で見つけた"第二の人生"

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しかし話を聞くと、NAGIさんがFPSを初めてプレイしたのは、マタギスナイパーズに1期生として入団した62歳の時からだという。しかも、もともと秋田に住んでいたわけではなく、この地に越してきたのは2018年。意外と最近だ。

「私は生まれも育ちも東京です。秋田に移住したのは、故郷を愛する夫のたっての希望でした。とはいえ私にとっては、秋田にはお友達も知り合いもいませんでしたから。もともと持っていた編み物講師の資格を活かしてニット制作をしようと思って、10年分の毛糸を持って移住したんです」

ファミコンがすべての始まりだった

4人きょうだいの次女として生まれたNAGIさん。夕食後、家族全員でダイヤモンドゲームや人生ゲームをするのが定番だった。本格的なゲームとの出会いは、 社会人になって数年後。父が、発売されたばかりのファミコンを買って帰宅したのだ。

その日から、夕食後の家族のボードゲームが、ファミコンに変わった。

27歳で結婚を機に退職。夫は帰宅が日付をまたぐほど忙しかった。NAGIさんはファミコンを購入し、夫の帰りを待ちながらゲームをして過ごすように。「フラッピー」や「ドラゴンクエスト」、「ファイナルファンタジー」など様々なゲームをプレイした。

真剣な表情でゲームをプレイするNAGIさん
真剣な表情でゲームをプレイするNAGIさん(写真:マタギスナイパーズ)

しかし、約40年前は「ゲームはオタクがやるもの」というイメージが強く、「お勉強ができる」友人らには「ゲームが好きだ」とは言えなかった。それでも夫はNAGIさんのゲーム好きを肯定的に見守っていたという。そして、ある変化が起きた……夫に、である。

「夫も仕事のストレスが溜まっていたのか、ある時、深夜に帰宅してからゲームをやり始めたんです。そしたら夜中の3時とか4時とかに、私が一生懸命やっていたゲームを先に攻略しちゃったんですよ。『この人センスあるな』と思いましたね」

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