「今後、蒲蒲線が完成したらどうなっていくのか楽しみですね」と語るのは、蒲田の地に08年から事務所(「城南中央法律事務所(大田区蒲田4-2-6)」)を置く、弁護士の野澤隆さんだ。
危なかったのは昔の話
「僕は蒲田と同じ大田区の池上で生まれ、1歳から30歳ころまで近くの馬込で暮らしました。子どものころは自転車でよく蒲田に来ていましたよ。そのころはヤンキーが多いイメージでしたね。でも、蒲田にはゲームセンターがたくさんあったので、それ目当てに通ったものです。
ただ、小中学校の先生からは『蒲田に行くときはお父さんお母さんに言ってから出かけなさい』っていわれていました(笑)。まぁ、それも昔の話です。今ではすっかり治安がよくなりました」(野澤さん)
野澤さんは記憶を探るように天井を見上げてこんな話をしてくれた。
「私が中学生のころに読んだ、漫画の『美味しんぼ』に蒲田が一瞬出てくるんですよ。それがとても印象的なんです。
横浜中華街の大料理人の娘が、店の若い衆と駆け落ちして、2人は勝手に中華料理屋を始めているんですが、それを母親が『蒲田の場末に中華料理屋を出していたのです』って言って嘆く。
そこに描かれている街の様子はどう見てもバーボンロード(線路沿いの飲み屋街)で、ああ、やっぱり蒲田ってそういう感じなんだ。って思いました(笑)」(野澤さん)
蒲田という街は東京の縮図だと、野澤さんは言う。
「蒲田の街は、JRの蒲田駅と、京浜急行の京急蒲田駅に挟まれています。ここには、ビジネス街、大人の歓楽街、住むための街、全部そろっています。うちの事務所は京急蒲田寄りなのですが、少し歩けば、蒲田八幡神社があるし、映画好きのひとにとっては、蒲田は撮影所のあった街としても人気です。
ビジネス、文化、観光地などが凝縮した街なんですよね。2つの駅に挟まれているから、交通の便はすごくいい。住むとかなりいい街ですよ」(野澤さん)




















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