後悔しない人生のためにタイパよりも優先すべきは自己投資。経営者とモデルを兼業しながら娘2人育てる申真衣氏の「20代のお金と働き方」

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リスクが取れたのは、私が共働きで、夫とお互いに支え合える状態だったということもあると思います。もし1人で5人家族を養っている状況だったり、キャッシュフローが本当になくなるようなことがあったら、もっとためらっていたと思います。

私の母は家計簿をちゃんとつけている人で、私も子どものころから「おこづかい帳をつけなさい」と言われていました。母はあまりお金の管理の話はしてくれなかったのですが、一緒に郵便局に行ってお年玉を貯めるという習慣がありました。当時は5%くらいの金利がついていた時代です。母のする貯蓄スタイルが当たり前だと思って育ちました。

私は社会人になってからも家計簿をつけていて、「これくらいの生活をするためにはこれくらい必要で、そうしたらこれくらい貯金できるな」などとよく考えていました。社会人1年目からのあの家計簿はまだ今も残っていて、たまに見返すと「かわいいな」と思います。

自分らしい人生のために:サンプル集め

キャリアを構築する際にしたことは、「サンプル収集」です。私がいた投資銀行は、40年勤め上げる人が基本的にはいない会社でした。

だからこそ、みんながどういうキャリアパスをたどっていくのか、「あの人はリタイアしてどこへ行ったのか」「この年齢になるとどういう働き方に移行するのか」といったサンプルをできるだけ集めていこうと思っていました。

自分が転職するとしたらどういうオプションがあるのかも見えるようにしました。とくに利用したのは「ヘッドハンター」です。投資銀行にいると、ヘッドハンターから職場に電話がかかってくるのです。たいていの人はその場で「あ、興味ありません」と言って電話を切るのですが、私は3年目くらいからまわりに誰もいないときにこっそり携帯番号を教えて、あとで電話をもらって会ったりしていました。

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