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「ものを覚えること」は一生の趣味になる―メモリースポーツ大会の参加者たちに見る記憶と暗記のお国柄

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  • 青木 健 メモアカ代表取締役CEO/日本メモリースポーツ協会会長
  • 窪田 良 医師、医学博士、窪田製薬ホールディングスCEO
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青木:反対に少ないのは、アフリカや南米の人でしょうか。競技自体はもともとイギリスがきっかけで始まったものなので、いちばん多いのはヨーロッパからの参加者です。中でも多いのはイギリス、ドイツ、あとはスウェーデンなど。このあたりは強豪国でもあります。

窪田:参加者の年齢層も、アジアとは違いますか?

欧州では「記憶することが趣味」という人も多い

青木:そうなんです。東アジアは高校生ぐらいまでの参加者がいちばん多い印象で、私も初めて出場したのは大学生のときでした。でもヨーロッパ諸国は、もちろん子どもも参加していますが、それよりも「記憶することが好きで長くやっています」「この道30年です」みたいな人が非常に多いのです。つまり、アジアだと教育の一環としてやっている人が多く、受験が終わったら抜けていくケースが多いのに対して、ヨーロッパだと一生の趣味として楽しんでいる人が多いのだと思います。

2018年のアジアオープン大会出場時の青木さん。競技は一日がかりで行われるため、体力も必要だ(写真:青木氏提供)

窪田:アメリカの教育でも同様ですが、ヨーロッパでも国際バカロレア教育などでは暗記をさせないので、子どもの参加者が比較的少ないのでしょうね。その分、年を取ってから記憶力を磨き始める人がいて、長く続ける人が残っていくのかなと思いました。

青木:もちろん競技なのでみんな競ってはいるのですが、大会に参加すると、いつもの仲間に会えるという感覚があります。例えば今回はコペンハーゲン、次はローマというふうにいろいろな土地で開催される試合に行くことで、互いが元気でいることを確認するみたいな。僕は仕事が忙しいこともあって、ヨーロッパだとなかなか参加しづらいのですが、アジアで開催される大会なら行きやすい。そうすると、中国人とか韓国人とかシンガポール人なんかの友人と再会できるわけです。

窪田:常連の選手がたくさんいらして、「また会ったね」なんて言い合うことも多いのですね。やっぱりコミュニティーができると楽しいでしょうね。

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【「覚えたい」と思ったときがタイミング】

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