東洋経済オンラインとは
ライフ #獣医病理医からみた「動物の話」

まるでゆでたような状態…カメの死が教える善意の悲劇"――獣医病理医が遺体に抱いた違和感。不適切な飼育情報が招いた悲しい出来事の顛末

8分で読める
  • 中村 進一 獣医師、獣医病理学専門家
  • 大谷 智通 サイエンスライター、書籍編集者
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

そして、「お子さんにも必ず伝えてください」とも。

最近ではカメに限らず爬虫類の飼育方法や飼育器具が普及し、比較的簡単に飼育できるようになってきました。なかには、お子さんが飼いたいからと飼育をはじめ、お子さん自身が飼い方をネットやブログなどで調べているケースも少なくありません。

ただ、インターネットに書かれている爬虫類の飼育に関する情報には、不確かなものや間違った記載もしばしば見受けられます。

クサガメ(写真:tarousite/PIXTA)

信頼できる情報を参考に

外温性動物である爬虫類は、飼育環境をきちんと整えることが特に大切になります。

お子さんだけでは情報の取捨選択が難しい場合もあるため、親御さんは、信頼できる専門家が執筆や監修をした飼育書やウェブサイトなどを参考にして、お子さんの飼い方に問題がないかをきちんと見てあげてください。

1頭のクサガメの死から得られた学びが、直接の飼い主さんだけでなく、この記事を読んだみなさんにも共有され、今生きている動物やこれから生きる動物たちの幸せにつながり、ひいてはぼくたち人間の幸せにもつながることを願っています。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象