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「『つみたてNISA』への誤解」「高齢者向け『プラチナNISA』には反対」 "みんなが勧めるNISA"の知っておくべき《いくつかの盲点》

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  • 中野 晴啓 なかのアセットマネジメント社長

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近年、急速に浸透してきた「NISA」。2024年には「新NISA」がスタートしましたが、いくつか知っておくべきことがあるのをご存じでしょうか(写真:Ystudio/PIXTA)
「投資は若い人たちがやるもの」。そのように思い込み、年齢を理由にして老後資金のための資産形成に足踏みしていないでしょうか。「40代、50代はもちろん、60代以上にも投資は不可欠」と指摘するのは、元「セゾン投信」会長で“つみたて王子”の愛称で知られる「なかのアセットマネジメント」社長の中野晴啓氏です。
国が推し進める「NISA」。資産形成をしたいなら利用するに越したことはありませんが、急ピッチで制度設計されたNISAには「ひずみ」もあると中野氏は言います。そして、65歳以上の高齢者を対象とした「プラチナNISA」には反対だという、その理由はーー。
本稿は、中野氏の新刊『投資の女神は弱者に微笑む』より一部抜粋・編集のうえ、お届けします。

NISA「2つの枠」から見えるひずみ

NISAには枠が2つある。改めて説明しておきたい。

一つは年120万円まで投資できる「つみたて投資枠」、もう一つは年240万円まで投資できる「成長投資枠」だ。どちらも日本国内に住む18歳以上なら利用可能で、非課税で保有できる期間は無制限、口座は恒久的に開設し続けられる。

つみたて投資枠では金融庁の基準を満たした投資信託のみを購入できる。成長投資枠では個別株やつみたて投資枠では買えない投資信託等も買える。

NISAでは1人あたり生涯で1800万円まで非課税となるが、その枠をつみたて投資枠で全額埋めることもできる。一方、成長投資枠は1200万円までだ。

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【枠の背景にはNISAの歪んだ歴史がある】

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