「夕方になると下腹部が重だるい」「最近、お腹の中の何かが下がってくる感じがする」──。こんな違和感に心当たりはないでしょうか。
こうした違和感の背景には、「骨盤臓器脱」と呼ばれる状態が隠れていることがあります。
骨盤臓器脱とは、骨盤の中にある膀胱や子宮、腸などの臓器を支えている筋肉や靭帯が何らかの理由で弱くなって、臓器が本来の位置より下がってくる状態をいいます。
国内企業に勤務する20〜90歳の女性8407人に対して行われたアンケート調査では、骨盤臓器脱を自覚している人の割合は約5.6%でした。年代別にみると、50代で約5.8%、60代で約6.1%。30代で約3.5%、40代でも約3.6%と、若い世代にも見られます。
海外でも同様の傾向があり、アメリカの調査では、20~39歳の女性で約1.6%、40~59歳の女性で約3.8%が骨盤臓器脱を自覚していました。
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【骨盤臓器脱の最初の症状】
