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「タイパは最悪だが満足度は高い」。トランジットでホテル2泊付き、食事にお土産に「大盤振る舞い」だった中華系航空会社ビジネスクラス搭乗記〈再配信〉

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  • 浦上 早苗 経済ジャーナリスト、法政大学MBA兼任教員(コミュニケーションマネジメント)
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ビュッフェタイプの朝食(写真:筆者撮影)

迷惑料?のカップ麺

成田を飛び立って3日目。いよいよ最後のフライトだが、最後のチェックイン体験はそれまでとは一転、なかなかのカオスだった。

ビジネスクラスのカウンターに並んでいるのに、機械に不具合があったようで30分待たされ、何の説明もない。隣のエコノミーの列のほうがサクサク進んでいる。

ようやくチェックインの順番が回ってきたので、中国語で文句を言った。だが筆者の発音が悪くて聞き取れなかったようで、カウンターの奥にいる男性が「彼女は何を言ってるんだ」と同僚に尋ねている。ああ、余計に腹が立つ。

航空券を受け取って立ち去ろうとすると、女性スタッフが赤い紙袋をくれた。中にはカップラーメンとお菓子。特に説明はないので、なぜくれたのかわからない。旅は始まったばかりで荷物を極力減らしたかったので、ややありがた迷惑でもある。

空港カウンターでなぜかカップ麺を渡される(写真:筆者撮影)

出国検査を終えて搭乗ゲートに向かうと、今度はインフォメーションコーナーの女性が「浦上女士」と駆け寄ってきて、お弁当と飲み物を手渡された。

え? なになに? ここは機内食が前渡し制なの?と思いきや、「保安エリア内はコンビニやレストランがないので、これを召し上がってください」とのことだった。

搭乗ゲート前で渡されたお弁当。すぐに機内食なのに、何というボリューム(写真:筆者撮影)

その後、ラウンジを探して端から端まで2往復してわかった。

ウルムチ天山国際空港は拡張工事中で、筆者がいたエリアはオープンしたてで店舗が一切なかった。ラウンジも標識はあるが鍵がかかっていた。カウンターでもらったカップ麺とこのお弁当は、迷惑料みたいなものだろう。

いずれにせよ背中にリュック、右肩にカップ麺の入った袋、両手で弁当箱を持って歩き回るのは大変だった。

それにしてもさっき私を名前で呼んだ女性。あんなに人が多い場所でなぜピンポイントでわかったのだろう。パスポート写真を送信されたのか? 謎のままだ。

3回目のフライトのビジネスクラスは2列8席で、乗客は筆者を含めて4人だった。

荷物を棚に入れて着席すると、「また会ったね~」と聞き覚えのある声がした。

前日も一緒だったCAが満面の笑みで手を振って、「私今日はエコノミーの担当なの」と後方に消えて行った。

ってことはこのCA、成田→鄭州→ウルムチ→トビリシというシフトなのか。中国の広さを改めて感じる。そしてどうせなら、一緒に写真を撮りたかった。

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