1位は改定後の最低賃金に満たない求人が84.75%…「新最低賃金に"満たない"求人割合」が多い市区町村ランキング100

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「新最低賃金に満たない求人割合」が多かった市区町村はどこだったのでしょうか(写真:kazukiatuko/PIXTA)

厚生労働省が発表した「地域別最低賃金の全国一覧」によると、2025年度の最低賃金引き上げ額の幅は63~82円となった。最低賃金の全国加重平均額は1121円で、2024年度の1055円から66円増加。過去最大の引き上げが順次行われている。

最低賃金の改定状況

では最低賃金の改定後に、時給の引き上げが必要となる求人はどれだけあるのか。今回はフロッグ(以下、当社)が収集している求人媒体の掲載情報を活用し、最低賃金改定前の求人を対象に、改定後の最低賃金に満たない割合を市区町村別に分析した。

(出所:厚生労働省「地域別最低賃金の全国一覧」)

最低賃金の全国加重平均額は年々引き上げ率が高まっており、2025年度は前年と比較してプラス6.3%(プラス66円)の上昇となった。昨今の物価高などが反映され、賃上げの勢いが強まっている様子がうかがえる。

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