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食文化の観点からも日本人には難しい「減塩」
近年、血圧対策の「新定説」として、ナトリウムとカリウムの比率に着目した「ナトカリ比」という考え方が注目を集めていますが、このナトカリ比を下げる方法は2つあります。
ひとつは、ナトリウムの量を減らすこと。もうひとつは、カリウムの量を増やすこと。理論上、どちらも達成できればナトカリ比は大きく下がり、血圧の安定に寄与します。
しかし、実際に日本でナトリウムの摂取量を減らすことは、なかなか簡単ではありません。なぜなら、日本の食文化には塩が非常に深く根付いており、古くから私たちの食生活と密にかかわっていて、塩味を好む人が多いからです。
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【日本人の味覚や食文化を形づくってきた「塩」】
