隔週土曜日にお届けしてきたこの短期集中連載も10回目。今回をいったんの区切りとさせていtだきます。最後に、広報からみた「社長あるある」を書いてみたいと思います。ぜひ現在社長を務めている読者のみなさん、あるいはご自身が将来社長になることを目指している方はご一読ください。
社長インタビューには特別な意味がある
広報という仕事はその性質上、自社の社長と接する機会が多い仕事です。社歴の浅い若手であっても、なみいる部長、役員を差し置いて社長と直接やりとりしなければならないことも多々あります。
筆者の場合も、これまでにアップルのスティーブ・ジョブズ、レノボのヤン・ヤンチン、アドビのシャンタヌ・ナラヤンなど、グローバル企業の経営者と直接話をする機会を得たことがあります。著名な経営者の人となりに触れることができたのは、ある種の役得と言えるかもしれません。
こうした大企業トップへの取材は、メディアにとっては特別な意味を持ちます。
例えば、あまりパッとしないネタを携えて自社の中堅幹部のインタビュー取材を全国紙の記者に打診をしても、だいたい難しい顔をされてこう言われます。「社長インタビューなら可能性ありますけど、それ以外はちょっと難しいですね」。
企業の最終意思決定者である社長の発言とそれ以外の重役の発言では、メディアからみた価値がまったく違うということです。
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