大手企業の経営者であれば、このようなマスコミの慣習への対処方法は引き継がれており、さほど驚かないかもしれません。しかし、筆者の務めている外資系企業では何も知らずに就任した外国人社長も多いため、突然自宅に知らない人が尋ねてくることにかなり驚くようです。
ちなみに、なぜマスコミが社長の自宅を知っているのかと言いますと、決して広報が教えているわけではありません。さすがに個人情報の取り扱いの厳しい昨今、それはないです。
要するにマスコミ側が独自に社長宅を調べているわけで、これを業界用語で「ヤサワリ」というそうです。登記簿に掲載されている代表者の住所をもとに割り出すことが普通ですが、中には新人記者が先輩から顔写真を渡されて「この人が会社から出てきたら尾行して自宅を割り出すように」というスパイ映画のようなミッションを授かることもあるそうです。
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