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「地方局アナウンサーからDM」「神社が1000円プレゼント」と思ったら…。変化するSNS《なりすましアカウント》の実態とは

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  • 高橋 暁子 成蹊大学特別客員教授/ITジャーナリスト

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神社や地方局アナウンサーを騙った“なりすましアカウント”による詐欺被害が続いている。その実態やターゲットにされる理由と対策について解説する(画像:東京大神宮の公式Xより引用)
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「まさか神社が騙すとは思わないじゃないですか。見た目もそっくりだったし、わかるわけがない」。60代女性はそう頭を抱える。

ある日、女性のもとに、ある神社のInstagramアカウントから「1000円分のPayPayポイントプレゼント」という旨のメッセージが届いた。

「ちょっとおかしいとは思ったんです。神社のInstagramアカウントがなぜPayPayポイントをくれるのって。でも、届いたメッセージのリンクをタップしたら、能登の地震支援ページが出てきて、神社はこういうこともするんだなって……」

女性は神社の言う通り、被災地の支援をしようと思ったが、夫に「おかしい」と止められ、アカウントが偽モノであることに気づけた。被害に遭わずに済んだものの、女性は自分では見抜けないと途方に暮れる。

なりすましの対象はYouTuber→神社、地方局アナに

このようなInstagramのなりすましアカウントによる被害が続いている。

以前は大企業や芸能人、著名YouTuberがなりすましの対象として狙われていたが、近年はトレンドが変化し、神社のなりすましアカウントまで生まれている状況だ。

東京大神宮、亀戸天神社、猿田彦神社、上野東照宮、丹生都比売神社。神社に足を運び、参拝や祈祷などをした方は多いだろう。しかし、上述の神社すべてが、なりすまし被害に遭っている。

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