【偏差値35から東大合格】 成績急上昇のきっかけになった“先生からのアドバイス”とは?

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漫画:ドラゴン桜
(漫画:©︎三田紀房/コルク)
記憶力や論理的思考力・説明力、抽象的な思考能力など、「頭がいい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。
その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当の西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時に東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う「チームドラゴン桜」を作っています。
そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載。連載を再構成し、加筆修正を加えた『なぜか目標達成する人が頑張る前にやっていること』が1月29日に発売されました。連載第198回は、「科目を超えて勉強することの大切さ」についてお話しします。
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本当に勉強ができる人の考え方

『なぜか目標達成する人が頑張る前にやっていること』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら

僕がこれまで多くの東大受験生を指導してきて強く感じるのは、本当に勉強ができる人は「科目の枠組み」に縛られないということです。

多くの生徒は「英語の勉強は数学の役に立たない」「理科は得意だけど国語は苦手」といったように、各教科を完全に別物として扱いがちです。しかし、実際には科目同士の境界はそれほど厚くなく、互いに深くつながっています。今回の記事では、「科目を超えて勉強することの大切さ」についてお話ししたいと思います。

まず、自分の実例をご紹介させてください。僕自身、高校2年生の頃は英語が大の苦手でした。模試の偏差値はわずか35。そこから必死に英単語や英文法を学んで偏差値55までは上げることができましたが、そこから伸び悩むことになりました。そんなときに先生から言われたのが、「英語を勉強する前に国語を勉強しろ」という意外な指摘でした。

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