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第4回 「マスコミに嫌われる広報」の共通点 → ①すぐ訂正を求める、②事前に細かく取材内容を聞いてくる、③想定問答の範囲でしか話をしない

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そもそも報道機関が報道機関たりえているその根幹には「本当のことが書いてある」という読者からの信用があります。

この信用を獲得するため、多くのメディア企業は「編集権の独立」という考えを大切にしています。例えば東洋経済の記事に対し、第三者が自分たちの利益となるよう干渉してその内容を修正させたとしたらどうでしょうか。それは公平な目をもつ読者によって簡単に看破されます。そうなるとあのメディアは信用ならないという批判を受けメディアとして致命的なダメージを被るでしょう。

従って、発行前の記事を取材先に見せるということは基本的におこなわれませんし、記事の訂正もあきらかな事実誤認がなければできません。

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