単品価格でSサイズが税込180円とリーズナブルでありながら、驚くほど本格的。
酸味と苦味のバランスの良く、飲めば飲むほどに、紙コップで提供されているとは思えない、一口にさまざまな旨みが入り混じる、ニュアンス豊かな奥行きのあるフレーバーです。
ハンバーガーやハッシュポテトの重さを、ほどよく受け止め、後味をすっきりと整えてくれる。
食事に寄り添う脇役としてだけでなく、コーヒー単体でもしっかりと楽しめる、完成度の高いモーニングの名脇役です。
ハンバーガーチェーンのダークホース的存在ゼッテリア
一見、ロッテリアの焼き直しかと思いきや、実はゼンショーグループの底力と知恵が詰まった“令和仕様”のアップデートブランド。それがゼッテリアです。

利用したのは平日の朝10時頃。最寄りの店舗は1階がオーダーカウンターで、注文用のタッチパネルを使用してオーダーと会計を済ませて、カウンターで商品を受け取ります。
この店舗では、客席は2階。中央のスペースには充電用のコンセントとUSBがついたカウンター席、ぐるりと囲むようにテーブル席が配置されています。

ランチタイムに前を通ると、受け取り待ちの人たちが店外まで溢れていることもあるのですが、駅から少し距離があるということもあり、朝の時間帯はいつも空いています。
この日も2階に座っているのは筆者を含めて10人ほど。空いていることもあり、ノートパソコンを開いて作業している人も多く、ゆったりとした時間が流れていました。

まだ店舗数が多くないためブランド認知が高いとは言えないこと、ロッテリアと類似点が多く、新ブランドとしての新鮮味が欠けることもあり、決して注目度が高いとは言えないのも事実。
しかし、実力はかなりのもので、「実は“令和のモーニング戦争”におけるダークホースなんじゃないかしら?」と、ワンコインの豪華朝食を頬張る朝です。
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