「2年半で4割減」「不採算店舗がガンガン閉店」のロッテリア。代わりに急拡大の「ゼッテリア」、"ワンコイン朝食"が凄すぎた

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ロッテリアという名称は前運営会社のロッテとカフェテリアを組み合わせた造語ということもあり、ゼンショー傘下で使い続けるのは、何だか奇妙です。

それもあってか買収から5カ月後の2023年9月、ロッテリア田町芝浦店は、ゼッテリアという店名でリニューアルオープンしました(ちなみに店名は絶品バーガーとカフェテリアを組み合わせたネーミングとのこと)。

ゼッテリアの店名の由来は、「ゼンショー+ロッテリア」ではなく、「絶品バーガー+カフェテリア」とのこと(筆者撮影)
写真は買収直後の2023年4月時に撮影したもの。「ロゴのフォントがロッテリアのまま!さすがにいつか変わるのかしら?」と驚きましたが、今も変わっていないようです(筆者撮影)

2023年1月1日時点で、日本全国に358店舗あったロッテリアは、2025年6月19日時点で222店舗と規模を縮小し、2年半で136店舗減少しました。

買収を経て、2年半で実に38%の店舗がなくなったわけです。

大量閉店…と思いきや、ゼッテリアへの置き換えが進行

減った店舗がどうなったかというと、不採算店舗はもちろん閉店しているのですが、主要店舗は着々とゼッテリアに置き換えられていっています。

ロッテリアとしては「大量閉店」なのですが、ゼッテリアは「大量出店」しているわけですね。

2025年3月には、銀座数寄屋橋のロッテリアもゼッテリアに(筆者撮影)

2025年3月28日には、ついに日本の一等地、銀座数寄屋橋の交差点に面したロッテリアも、ゼッテリアに看板を掛け替え。

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