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回転寿司で絶対に外せない「痩せる寿司ネタ」とは何か→人気ランキング上位のサーモンやマグロ赤身には乏しくてトロには豊富な「痩せるアブラ」

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これが、魚に豊富なアブラであるEPAとDHAの効果です。

このうちEPAは中性脂肪の合成を抑え、その分解を促すことで体内の中性脂肪を減らします。

また、血の塊ができるのを防いで、心臓の血管を詰まりにくくする働きもあります。

そしてDHAは、中性脂肪だけでなく悪玉コレステロール(LDL)も減らします。

どちらも中性脂肪を減らすため、脂肪がつきにくくなるわけです。

食事で摂る魚のアブラはいくら摂ってもOK

2015年に結果が公表された研究では、マウスを2つのグループにわけて、一方に脂肪の多い餌を、もう一方にはEPAとDHAの多い餌を103週間、約2年にわたって与えました。

すると、高EPA+DHA食グループは、高脂肪食グループと比べて体重が5~10%低く、体脂肪も15~25%少ないことがわかりました。運動量は同じです。

また、EPAとDHAの摂取量をもとに、日本人4万人を5つのグループに分けて、心筋梗塞の発症率を11年間にわたって調べた研究があります。

すると、EPAとDHAの摂取量がもっとも多く、1日に2.1g摂取していたグループは、摂取量がもっとも少なかったグループと比べて、心筋梗塞に60%もなりにくいことがわかりました。

この結果を「太りにくさ」と単純に結びつけて考えることはできませんが、EPAとDHAが体に及ぼす効果という意味で、おおいに参考になります。

EPAもDHAも油ですから、当然ながら、とりすぎれば太ります。

ですが、厚生労働省は、摂取の目安をEPAとDHAを合わせて1日1gとする一方で、日常生活での摂取に関しては上限量を定めていません。

食事からとるぶんには、1日1g以上摂取しても問題ないということです。

次ページが続きます:
【EPAとDHAが多いのはどんな魚なのか】

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