“怒られない優しさ”より、Z世代が欲しいのは“ちゃんと見てるよ”という期待

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Z世代は「正解」を求める傾向があります。それをポジティブなエネルギーに変えるには、明確で具体的な指示やフィードバックが重要です。たとえば、タスクの範囲や期待される成果物のレベルを明確に示してもらえると求められていることがわかり、安心してタスクを進めることができます。

また、成果物に対する評価も「よかった」「改善が必要」だけでなく、具体的なポイントを挙げてもらえると、どこを修正すればよいのか明確になり、次に向けたモチベーションが高まります。

期待を感じることで、もっとも前向きに力を発揮できる

Z世代が本当に求めているのは、「怒られない優しさ」ではなく、「ちゃんと見てくれている」「期待されている」という実感です。「あなたの頑張りを見ている」「成長を信じている」という姿勢が伝わったとき、Z世代はもっとも前向きに力を発揮できるのです。

梅畑 友理菜 株式会社野村総合研究所シニアコンサルタント

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うめはた ゆりな

早稲田大学法学部卒業。在学中に休学し、イタリア・ミラノのファッションスクール、Istituto Marangoniに留学、ラグジュアリーブランドのマーケティングを学ぶ。2020年、大学卒業後に野村総合研究所に入社。以来、化粧品業界やラグジュアリーブランド、金融機関におけるマーケティング・ブランディング戦略の立案に従事。加えて、生活者データを活用した民間企業向けのコンサルティングや、社内の新規事業におけるマーケティング支援に携わる。

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