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ライフ #“聖地”巡礼 あの名作の舞台地を訪ねて

映画『国宝』のロケ地が凄すぎた…現役にして文化財「圧巻の芝居小屋」の"驚く内部"

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  • 古関 和典 ロケ地研究家、コンテンツツーリズム研究家

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全国各地に「生きている文化財」が点在しているのをご存じでしょうか。写真は、映画『国宝』に登場する「出石永楽館」(写真:出石永楽館提供)
“ロケ地研究家”として全国の撮影地を巡り、勤務する旅行会社ではさまざまな作品の「ロケ地」をコーディネートしてきた筆者が、名作を彩るロケ地の魅力を深掘りしていく連載です。
今回は、6月6日に公開された映画『国宝』にも登場し、全国に点在する「芝居小屋」を巡ります。

現在公開中の映画『国宝』。吉田修一さんによる長編小説が原作で、歌舞伎界を舞台としている大作です。主演の吉沢亮さんと、横浜流星さんが歌舞伎役者を体当たりで熱演しています。映画を観た人からも、「圧巻の演技」「上映時間3時間、まったく退屈することはなかった」という驚きの声が聞かれています。

監督は、映画『悪人』(2010年)で吉田修一作品のメガホンを取り、映画『フラガール』(2006年)でも日本アカデミー賞をはじめ数々の賞を受賞した李相日さん。

脚本は、映画『八日目の蝉』(2011年)、アニメーション映画『サマーウォーズ』(2009年)など、実写・アニメを問わず数々のヒューマンドラマで実績のある奥寺佐渡子さんが担当しています。

【写真を見る】雰囲気ありすぎる…「国内最古の芝居小屋」! 全国各地にある「生きている文化財」の“圧巻の内部”に驚いた(28枚)

全国各地に残る「芝居小屋」のシーンが圧巻

さて、そんな『国宝』のテーマは、日本が誇る「歌舞伎」の世界です。

任侠の家に生まれた数奇な運命の持ち主で、女形の歌舞伎役者として才能を開花させた、吉沢さん演じる「喜久雄」と、名門一家の御曹司であり、歌舞伎役者になることを運命づけられてきた、横浜さん演じる「俊介」。

この2人が数十年の年月を経ながら織りなすストーリーは、その鬼気迫る演技とあいまって、観る者を引き込んで離さない展開となっています。

そして、物語の舞台でありロケ地となったのは、歌舞伎が上演される数々の劇場です。

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【『国宝』の重要なシーンでロケ地として登場】

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